猫の高齢化とキャットフード

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猫の高齢化とキャットフード

完全室内飼いの猫は寿命も長く、15年を超えることも少なくありません。
7歳を過ぎると高齢といわれることから、一生の半分程の期間は高齢猫として過ごすことになります。
高齢になっても元気に過ごせるように、キャットフードにも気を遣う必要があります。"

キャットフードは、猫の年齢に合わせて種類が分かれています。
その中でも、7歳以上の高齢猫用にはシニア用のキャットフードが向いています。
猫は高齢になるとあまり運動しなくなったり、寝ている時間が増えたりします。
代謝も低くなり、あまりカロリーを必要としなくなるので、今までと同じ成猫用を与えていると、肥満になりやすくなります。
シニア用のキャットフードというのは、成猫用の物と比較すると低カロリーだったり、低脂肪であるものが多いので、今までと同じ量食べていても肥満になるのを防ぐことができます。

猫も高齢になると、免疫力が落ちたり消化能力が低くなったりします。
そのため、病気になりにくくするための成分が入っていたり、消化の良い物が最適です。
例えば、猫は結石など尿路に関係する病気になりやすいという特徴があり、高齢になるとさらにかかりやすくなります。
それを防ぐために、シニア用では原因になりやすいマグネシウムの量を減らしてある物もあります。
消化を良くするのはもちろんですが、食欲が落ちてしまう猫もいるので、少し軟らかめにしたり、粒を小さくしたりして、食べやすい工夫もされています。

人間と同じで、猫も歳をとると脚が弱くなります。
筋力が衰えたり、長年の負担や軟骨がすり減ることで間接への負担が大きくなり、関節が変形してしまうこともあります。
12歳以上の高齢猫、肥満傾向の猫に特に多く、痛みがあるためあまり動きたがらなくなります。
関節炎を防ぐためには、グルコサミンやコンドロイチンが入ったキャットフードがオススメです。
人間用のサプリメントでも良く聞く成分なのでご存知の方が多いと思いますが、軟骨の材料や痛みを抑えてくれる成分です。
病院での治療も、手術は一般的ではなく、グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを使用することが多いです。
症状が出る前から、年齢別のキャットフードに切り替えることで、関節炎の予防になります。

猫によっても全然違うので、ひとまとめにこのキャットフードが良い、ということはできません。
高齢になることにより起きる問題を理解した上で、必要だと思うケアに向いた物を選ぶのが良いでしょう。
若い頃から肥満にならないように気をつけてあげることも、老後を健康に過ごすためには大切です。

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